アウトプット速読法
アクティブ・ブレイン会長 小田 全宏著
紹介する速読法は、
今まで『右脳に語りかける』、『ページを早くめくる』といったたぐいのものではなく、
『アウトプットを前提にインプットし、それを実践して意味のあるものにする』といったもの。
アウトプット速読法とは
○アウトプット(人に話すこと)を全テインインプットする読書法
○アウトプットを意識してインプットするから、インプットされる
○1冊の本を読んだあとに、書いてある内容を5分語ることができたら、それによって本の内容が自分の脳にしっかり入る
アウトプット速読法のメリット
○限られた時間の中で、読みたい本が読める
○早く読んで、しかも忘れない(本の内容を5分間、人に話せるようになる)
○人生の目的・目標が明確になる
○理解力や思考力が向上する
○実際の「行動」に落とし込むため、人生に変化が起きる
アウトプット速読法のステップとしては以下の5ステップになる。
【ステップ1】目標設定
○必要な情報は求めるから出会える
○「なぜ読むのか」が明確なほど情報は手に入りやすい
「どの様な情報を知りたいか」、「何のために読むのか」を明確にする。
【ステップ2】中心点をつかまえる
中身を読み始める前に
タイトル、目次、はじめに、あとがき、プロフィールなどを見て、
著者が伝えたいことに予想をつける
階層を意識して読んでいく。
そのためにも「目次」は重要。
【ステップ3】サマリーリーディング
「読む」のではなく「見る」
読まない読書「サマリー・リーディング」
・このあたりが大切そうだという箇所をチェックする
・本の巻末ページから巻頭の順に、本をパラパラ読んでいく。巻頭から読んでしまうと読んでしまうからだ。
・1ページにかける時間は2秒
【ステップ4】ピンポイント・リーディング
しるしをつけたとこだけ「読む」
※前から後ろへ読む
本文を読むときは、そのひと階層上の「小見出し」のメッセージを頭に置きながら読む。
【ステップ5】アウトプット
本の内容をアウトプットすることで、本の内容がインプットされる
具体的な方法としては、「書くこと」、「人に話すこと」
読むだけでなく、体験してわかることがある。
本から得た情報を情報のまま止めない。
情報をもとに、行動してみる。